コミュニケーションは頭のなかだけの活動ではありません。それはあらゆる体の動きでもあるのです。マクルーハンというマルチメデイアの大家は、手も足もすべてが脳の延長と考えています。記憶も頭脳だけに蓄積されるのではなく、脳の延長としての手足やさまざまな器官にも蓄積されているというのです。スポーツでよく「体で覚えろ」というのも、その意味では本当なのです。体を動かさないで、日本語では「蹴る」、英語ではkickの身体的意味は分かりません。体の発達と脳の発達は連動していますので、体を動かすことにより脳はかなり刺激されるのです。2、3歳から7、8歳頃までは特にそうです。触れて昧わって嗅いで、そして全身を動かすことにより物事を学習します。従って、動かずにじっとしていることは、逆にお子さんにはマイナスになるかもしれません。むしろ、テキストを見たり他の遊びをしてまわったりする状況のなかで英語をいくつかでも覚えていくことがよいでしょう。お母さんも遊びにつきあって、サッカーでもなんでも一緒にやりながら、OKでもGOODでも、分かる英語でかけ声を出し合ってはどうでしょうか。