世間では、乾燥するとシワになる、というイメージが非常に強いが本当だろうか。乾燥を放置すると老化するならば、男性は保湿しないからどんどん老化するはずであるが、実際は男の方が早く老けるというものでもない(だから、化粧水はたっぷりつけないとシワが早まるというのは嘘だろう)。でも、ある年齢になるとやっぱり男女ともシワができる。ギトギトで、乾燥とは無縁に見えるおじさんだって、やっぱりシワはできている(そう考えると、ナイトクリームをたっぷりつければシワ予防になるというのも、嘘だろう)。そして、真性のシワが、保湿すれば消えるかというと、そんなことはない。化粧水に顔を一晩つけても20歳のような顔にはならない。干し柿を水につけても生の柿にならないのと同じである。乾燥はたしかに肌には悪いが、それはシワになるからというよりは、乾燥で肌バリアが壊れると、かゆみやひりひりなどの肌あれを引き起こすからである。もちろん肌バリアが極端に破綻すると、フリープシカル(通常の分子では電子2つがペアになって存在するが、ともにペアになっていない孤立した電子をもつ場合があり、このような不安定な分子や原子をフリープシカルと言う。活性酸素の中にも一部フリープシカルが含まれ、細胞を傷つけ、老化や発ガンに関与する)などに肌がさらされて老化を促進することにはなるだろうが、それはよほど極端な場合である。老化にまつわる迷信乾燥以外に世間で肌の老化が早まると思われているものを3つあげてみよう。(1)洗顔をきちんとしない(2)乳液などをつけるとき、上から下へと手を動かす(3)入浴のとき湯船につからずシャワーだけですませている これらは、どうだろう。
[参考]
日本で話題のピクノジェノール新報