主婦の生活情報ブログ

マーケットの「歪み」とは

2011.06.09

円キャリー・トレードに関連するマーケットの「歪み」とは、高いところで買ってしまった「外貨買い円売り」のポジションのことです。本来なら、損切りで処分されるべきなのですが、損切りができずに残っている持ち値の悪いポジションのことです。持ち値の悪いポジションとは、現在レートよりも、ずっと高いレートで買ってしまったポジション、あるいは、現在レートよりも、ずっと低いレートで売ってしまったポジションのことを言います。要するに、含み損になっているポジションのことで、英語では、「アゲインストーポジション)」と言います。逆に、持ち値のよいポジションとは、含み益になっているポジションのことで、英語では、「フェイバー・ポジション」と言います。ミニ・クラッシュが起こると、持ち値の悪いポジションを、マーケットの自律的な値動きで、強制的に損切りさせることになります。このマーケットの自律的な値動きは、持ち値のよいポジションを、利食いで消滅させる効果もあります。ものすごく持ち値のよいポジションであっても、比較的大きな修正が起これは、市場参加者は、いったん利益を確定させて、キャピタル・ゲイン(為替差益)を受け取っておこうか、という気持ちになるものです。こういったメカニズムによって、マーケットには、持ち値が極端に悪かったり、よかったりするポジションがなくなります。ですから、ミニ・クラッシュは、「ポジション調整」と言い換えることができます。マーケットに存在しているポジションを調整することにより、マーケットは健全な状態になり、安定していきます。その過程を経ることで、マーケットは、あらためて上下動を繰り返しながら、ゆっくり拡大する状態に戻るのです。